総合商社のビジネスモデルとは
昔 貿易の仲介業
顧客企業が欲しいと思った素材(石油、鉄鋼)や商品(加工品)を調達して、
売る事業。その間で得たマージンが主な利益。
安く持ってきて、高く売る。
現在 投資
多種にわたる事業に対してお金を投資して、利益を得る事業。
今回調べてみて思った商社のビジネスモデルのイメージとしては、
多種多様な問題を見つけて解決する、問題の市場規模はとても大きい。
昔は企業の素材や商品の調達で起こる問題を解決していた。
石油が2トン欲しいが日本にはない、と言われれば、サウジアラビアまで調達しに行く。
船が欲しいと言われれば、造船企業を探し、船を購入して、依頼企業へ売る。
つまり、ものを調達する際に発生する手間を請け負い、手間賃を利益とする。
現在は、総合商社が世界のあらゆる問題を見つけ、投資し、解決するまで導く。
問題が解決すると多くのお金が生まれるので、それを利益とする。
ビジネスの範囲が「流通のみ→全ての事業(市場規模が大きいものに限る)」になったと言える。